30代になって気づいた「お金より大切なもの」5つ|病気を経験して変わった価値観

「お金があれば、もっと幸せになれる」

以前の私は、どこかでそう思っていたような気がします。

もちろん、お金は生活するために必要です。

自己破産を経験した私は、お金がないことの大変さも知っています。
だからこそ、家計管理をしたり、貯金をしたり、投資について勉強したりしてきました。

でも、30代になり、さらに病気を経験したことで、少しずつ考え方が変わりました。

特に大腸がんと診断され、治療を経験したことで、

「お金があれば幸せ」なのではなく、お金では買えないものこそ大切なのかもしれない

と思うようになりました。

今回は、私が30代になって改めて感じた「お金よりも大切だと思うもの」を5つ紹介します。

目次

1.健康

私が一番大切だと思うようになったのが、健康です。

大腸がんと診断され、治療をしているときは、行動に制限がありました。

それまで「普通の生活」だと思っていたことが、思うようにできなくなりました。

家族と出かける。

好きなものを食べる。

自分の好きな場所へ行く。

誰かの助けを借りずに歩く。

そんな当たり前だと思っていたことが、実は当たり前ではなかったんだと気づきました。

もちろん、まだ命があることは不幸中の幸いだと思っています。

だからこそ、健康で過ごせることのありがたさを以前より強く感じるようになりました。

健康をお金で買うことはできません。

でも、健康な体を維持するために、食事や運動

などにお金を使うことはできます。

健康でいられる時間を大切にすること。

これは、お金を貯めること以上に意識したいと思っています。

2.時間

次に大切だと感じるようになったのが、時間です。

病気をするまでは、

「まだ時間はたくさんある」

と思っていました。

「いつか旅行に行こう」

「子どもが大きくなったら○○をしよう」

「いつかやってみたい」

そんなふうに、いろいろなことを先延ばしにしていました。

でも、大腸がんステージ4と診断され、

「いつまで時間があるのかわからない」

という現実を意識するようになりました。

そこで、少しずつ考え方が変わりました。

「いつか」ではなく、

「できることは今やってみよう」

と思うようになったのです。

もちろん、何でもすぐにできるわけではありません。

仕事もありますし、子育てもあります。

それでも、家族と過ごす時間や、自分がやりたいと思ったことを「いつか」と先延ばしにしすぎないようになりました。

時間は、お金を払って買い戻すことができません。

だからこそ、今ある時間をどう使うかを大切にしたいと思っています。

3.思い出

病気になり、手術をした後、思うように身体が動かなかった時期がありました。

そんなとき、今までの思い出がいろいろと浮かんできました。

スマホに入っている写真を見返して、

「あのとき楽しかったな」

「またここに行きたいな」

と思うこともありました。

写真を見るだけで、そのときの出来事や感情まで思い出せる。

そして、楽しかった思い出が、もう一度頑張ってみようという気持ちを与えてくれることもありました。

私は、

思い出は人を強くしてくれる

と思っています。

だからこそ、これからはもっと家族との思い出を作りたい。

旅行でもいい。

近所へのお出かけでもいい。

一緒にご飯を作ることでもいい。

大きなイベントでなくても、子どもたちと「楽しかったね」と言える経験をたくさん作っていきたいと思っています。

4.家族

そして、私にとってかけがえのない存在が家族です。

病気になったときは、本当に心細かったです。

先生から説明を受けても、一人では受け止めきれないくらい重い内容でした。

そんなとき、家族が病院に付き添ってくれました。

治療について私が決めたことに対しても、全力で応援してくれました。

それだけで、精神的に大きな支えになりました。

振り返ってみると、私は自己破産をしたときにも家族に支えてもらいました。

自己破産をするかどうか悩んでいたとき、兄が助けてくれました。

その後、一人暮らしをするときには父が保証人になってくれました。

そして今は、家族が増え、夫と子どもたちと一緒に生活しています。

人生で大変なことが起きたとき、

「一人じゃない」

と思えることは、とても大きな力になるのだと実感しています。

5.友人

友人も、私にとってお金では買えない大切な存在です。

私には親友と呼べる友人が数人います。

私は以前、「友達はたくさんいたほうがいい」と思っていた時期もありました。

でも、離婚や自己破産、そして病気を経験して、本当に大切な友人が誰なのかが見えてきました。

病気のことを話したときも、まるで自分のことのように受け止めてくれました。

そして、

「病気なんて吹っ飛ばすくらい、楽しいことをしよう!」

と、私の思い出作りにも付き合ってくれました。

子どもを連れているときには、子どものことも気にかけてくれます。

たくさんの友人がいることよりも、

何かあったときに本当に支えてくれる人がいること。

私は、それだけで十分幸せだと思えるようになりました。

お金は大切。でも「何に使うか」も大切

ここまで、お金より大切だと思うものについて書いてきました。

もちろん、私は「お金なんて必要ない」と思っているわけではありません。

むしろ、自己破産を経験したからこそ、お金の大切さは身に染みてわかっています。

生活するためにはお金が必要です。

将来への備えも必要です。

貯金も投資も大切です。

ただ、

お金を貯めること自体が目的になってしまうのは、少し違うのではないか

と思うようになりました。

健康のために、少し良い食材を買う。

家族との思い出を作るために、旅行に行く。

新しい経験をするためにお金を使う。

大切な家族や友人にプレゼントをする。

そうやって、お金を「人生を豊かにするための道具」として使うことも大切なのだと思います。

お金では買えないものを大切にしたい

健康、時間、思い出、家族、友人。

これらは、お金で買うことはできません。

でも、お金を使って大切にすることはできます。

私は自己破産を経験して、「お金を失う怖さ」を知りました。

そして病気を経験して、「健康や時間の大切さ」を知りました。

どちらもつらい経験でしたが、その経験があったからこそ、今まで当たり前だと思っていたものの価値に気づけたのだと思います。

これからも貯金や投資は続けていきたい。

でも、それと同時に、

「今しかできないこと」にもお金と時間を使っていきたい。

そう思っています。

お金をたくさん持っていることだけが、豊かな人生ではありません。

自分にとって本当に大切なものを知り、それを大切にできる人生。

私にとっての「豊かな人生」は、そんな人生なのかもしれません。

この記事について

この記事は、私自身の経験から感じたことをまとめたものです。

お金の使い方や人生で大切にするものは、人それぞれ違います。

「自分にとって大切なものは何だろう?」

そんなことを考えるきっかけになれば嬉しいです。

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