「人生を変えたい」
そう思ったことはありませんか?
仕事を変えたい。
お金の不安をなくしたい。
今の生活を変えたい。
もっと自分らしく生きたい。
私自身、これまでの人生で何度も「このままではいけない」と思ってきました。
大学卒業後は公務員として働いていましたが、仕事が自分には合わず退職。
その後、結婚、離婚、自己破産、転職、再婚、子育てなど、人生の中でさまざまな出来事を経験しました。
さらに、子どもが生まれた後には大腸がんステージ4と診断されました。
今振り返ってみると、人生が大きく変わったきっかけは、何か一つの大きな出来事だったわけではありません。
その時々で、
「このままではいけない」
と思い、小さな行動を積み重ねてきたことが、今につながっているのだと思います。
今回は、私が人生を変えたいと思ったときに、実際にやってきたことを5つ紹介します。
1.本当に必要なものだけを厳選する
最初にやったことの一つが、身の回りのものを整理することでした。
離婚するとき、私は本当に必要な服、靴、バッグ、その他の身の回りの小物だけを持って家を出ました。
そもそも、お金もありませんでした。
だから、それ以降は、
「安いから買う」「なんとなく欲しいから買う」
ということをできるだけやめて、
本当に気に入ったもの、長く使えるものだけを買う
ようになりました。
すると、物が少なくても意外と心は満たされることに気づきました。
むしろ、好きなものだけに囲まれているほうが快適でした。
そして、物が少なくなると、
- 掃除する時間
- 整理する時間
- メンテナンスする時間
- 物を探す時間
も少なくなります。
その分、自分が今やらなければいけないことに集中できるようになりました。
「減らす」ことで人生を立て直す
人生を変えるというと、
「新しいことを始める」
「何かを手に入れる」
ということを考えがちです。
でも、私の場合は逆でした。
必要のないものを減らすことで、自分にとって本当に大切なものが見えるようになった。
これは物だけではありません。
人間関係でも、時間の使い方でも、
「本当に自分に必要なのか?」
と考えるようになりました。
2.自分のスキルを高める
離婚したとき、私はパートで働いていて、特にこれといったスキルを持っていませんでした。
まだギリギリ20代だったことが、唯一のアピールポイントだったんじゃないかなと思います。
「このままでは、誰にも必要としてもらえないかもしれない」
そんな焦りがありました。
そこで、自分のスキルを高めることに集中しました。
私の場合は、簿記3級と簿記2級を取得しました。
簿記3級は約3か月、その後さらに約3か月勉強して2級を取得しました。
勉強時間は1日2時間ほど。
もちろん、資格を取ったからといって、それだけですぐ人生が変わったわけではありません。
仕事でも、経理とは直接関係のない仕事だからと手を抜くのではなく、目の前に与えられた仕事に一生懸命取り組みました。
わからないことがあれば、どんどん聞く。
新しい仕事を任されたら、とりあえずやってみる。
そうしているうちに、少しずつ周りから評価してもらえるようになりました。
そして、仕事を任せてもらえる。
任せてもらえるから、さらに経験が増える。
経験が増えるから、また新しい仕事ができる。
そんな良い循環ができていきました。
最終的には経理の仕事に就き、そこから正社員になることができました。
自分のスキルは誰にも奪われない
今振り返っても、
自分のスキルを高めることは、私にとって一番良い投資の一つだった
と思います。
お金はなくなることがあります。
会社や仕事も変わることがあります。
でも、自分が身につけた知識や経験は、自分の中に残ります。
だから今でも、私は「勉強すること」や「新しい経験をすること」を大切にしています。
3.中長期の計画も立てる
目の前のことを一生懸命やる。
これはもちろん大切です。
でも、それだけだと、
「私はどこに向かっているんだろう?」
とわからなくなることがあります。
そこで私は、目の前のことに取り組みながら、中長期の計画も考えるようにしました。
「5年後、10年後、自分はどうなっていたいんだろう?」
「自分は何をしているときが一番幸せなんだろう?」
そんなことを改めて考えました。
例えば、
- 3年後には正社員として経理職に就きたい
- 4年後にはお金を貯めて旅行に行きたい
- 5年後にはクレジットカードを作れるようになりたい
- 10年後には資産を1,000万円以上作りたい
などです。
もちろん、人生は計画通りにはいきません。
実際、私自身も計画していなかった出来事をたくさん経験しました。
それでも「自分はこうなりたい」という方向を考えておくことは、とても大切でした。
「いつか」ではなく「いつまでに」
私が意識するようになったのは、
「いつかこうなりたい」ではなく、「いつまでにこうなりたい」
と考えることです。
例えば、
「お金を貯めたい」
だけでは、なかなか行動につながりません。
「○年後までに○万円貯める」
と決めると、
「では、毎月いくら貯めればいい?」
と具体的な行動に落とし込めます。
これは、その後のお金の管理や投資を考えるときにも役立ちました。
4.1日1日を大切にする
以前も、特別に毎日を無駄にしていたわけではありません。
でも、なんとなくダラダラ過ごしてしまう日もありました。
それが変わったのは、人生の中でいろいろな出来事を経験したからです。
自己破産を経験し、子どもが生まれ、そして大腸がんステージ4と診断されました。
そうした経験を通して、
「今日という日は二度と戻ってこない」
ということを以前より強く意識するようになりました。
もちろん、何もしない時間も必要です。
ソファでゴロゴロする日があってもいい。
何も考えずに休むことも大切です。
ただ、
「なんとなく時間が過ぎてしまった」
という状態をできるだけ減らすようになりました。
例えば、気持ちが落ち込んでいる日でも、
「今日は何もできなかった」
ではなく、
「今日は10分だけでも何かやろう」
と考える。
本を10ページ読む。
少し勉強する。
家の中を少し片付ける。
子どもと遊ぶ。
そんな小さなことでいいと思っています。
「今度やろう」を減らす
病気を経験してから、特に強く思うようになったのが、
「いつかやろう」をできるだけ減らす
ということです。
旅行に行きたいなら、いつかではなく、できる範囲で早めに行く。
家族とやりたいことがあるなら、先延ばしにしない。
読みたい本があるなら読む。
会いたい人がいるなら会う。
もちろん、すべてをすぐに実現できるわけではありません。
でも、「いつかできる」と思っているうちに時間が過ぎてしまうこともあります。
だから今は、将来のために頑張るだけではなく、
今日をどう過ごすか
も大切にしています。
5.一人ですべて抱え込まない
最後は、
人に頼ることを覚えたこと
です。
私は以前、
「自分のことは自分で何とかしなければ」
と考えることが多かったと思います。
でも、人生には一人ではどうにもならないことがあります。
離婚や自己破産を経験したときも、家族に支えてもらいました。
特に自己破産のときは、兄が弁護士を紹介してくれたり、一緒に暮らす場所を提供してくれたり、家族には本当に助けてもらいました。
自分一人で抱えていたら、もっと苦しい状況になっていたと思います。
だから今は、
「人に助けてもらうこと=負け」ではない
と思っています。
自分で努力することはもちろん大切。
でも、
わからないことは詳しい人に聞く。
困ったときは相談する。
自分では解決できないことは専門家に頼る。
そして、家族や周りの人の力も借りる。
これも人生を前に進めるための大切な力だと思います。
人生を変えるのは「大きな決断」だけじゃない
今回紹介したのは、
- 本当に必要なものだけを厳選する
- 自分のスキルを高める
- 中長期の計画も立てる
- 1日1日を大切にする
- 一人ですべて抱え込まない
の5つです。
こうして並べてみると、どれも特別なことではないと思います。
でも、私の場合は、この小さな行動の積み重ねが人生を変えていきました。
離婚したばかりの頃には、今の自分の生活なんて想像できませんでした。
パートで働きながら資格を取り、仕事を覚え、正社員になり、お金を貯め、投資を始め、再婚して、子どもが生まれて。
その途中では自己破産という大きな出来事もありました。
そして、病気を経験したことで、さらに「どう生きたいのか」を考えるようになりました。
人生は、自分の思った通りにはいかないこともあります。
だからこそ、完璧な人生計画を作る必要はないと思います。
大切なのは、
「今の自分にできることを一つやる」
こと。
そして、
「自分はどうなりたいのか」を時々立ち止まって考えること。
その繰り返しで、少しずつ人生の方向は変わっていくのだと思います。
もし今、
「人生を変えたいけど、何から始めればいいかわからない」
と思っているなら、まずは今日できる小さなことを一つだけ始めてみてください。
いらないものを一つ手放す。
10分だけ勉強する。
5年後の自分を考えてみる。
家族や友人に相談する。
それだけでも十分です。
人生を変えるきっかけは、案外そんな小さな一歩なのかもしれません。


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