30代になって「友達が少なくてもいい」と思えるようになった理由

「友達がたくさんいる人って、人生が楽しそう」

以前の私は、そんなふうに思っていました。

でも今は、友達はたくさんいなくてもいい。信頼できる人が数人いて、一人の時間も楽しめるなら、それで十分幸せだと思っています。

そう思えるようになったのは、たくさんの人と関わろうとして、うまくいかなかった経験があったからです。

今回は、私が「友達が少ないこと」を気にしなくなった理由について、実体験を交えながら書いてみたいと思います。

目次

高校生までは友達の数を気にしていなかった

高校生くらいまで、私はそれほど友達が多いタイプではありませんでした。

でも、当時は特に気にしていませんでした。

それなりに学校生活を楽しんでいましたし、友達が何人いるかなんて、あまり考えたこともありませんでした。

そんな私が「友達が多いほうがいいのかな」と思うようになったきっかけがあります。

あるとき、兄から何気なく、

「友達少ないね」

と言われたことがありました。

兄としては、特に深い意味はなかったのだと思います。

でも、その言葉を聞いた私は、少し馬鹿にされたような、けなされたような気持ちになりました。

今思えば、それが自分の中にあった「友達が多いほうがいい」という価値観の始まりだったのかもしれません。

「友達が多い=人生が豊か」だと思っていた

それから私は、

  • 友達が多いと楽しそう 
  • 友達が多い人は人生が豊かそう 
  • 友達が多い人は人望が厚そう 
  • そんな人になりたい 

と思うようになりました。

特に大学生のころは、「自分ももっと友達を増やさなければ」と考えていました。

そこで、自分から行動することにしました。

同じ趣味を持つ人が集まるオフ会に参加してみたり、友達に友達を紹介してもらって遊んだり。

「自分の殻を破らなければ」と思い、いろいろなコミュニティにも参加しました。

でも、なぜか長続きしなかった

新しい人と知り合う機会は増えました。

でも、その後もずっと付き合いが続いた人は、ほとんどいませんでした。

数回会っただけで自然と会わなくなってしまう。

連絡を取り合うことも、だんだん面倒に感じる。

そして正直なところ、

「次に会うの、ちょっと気が重いな……」

と思ってしまうこともありました。

そこで少しずつ、

「あれ?私、無理しているのかな?」

と思うようになりました。

それでも当時は、「もっと人と関わらなければ」「自分の殻を破らなければ」と考えて、しばらくはいろいろなコミュニティに参加していました。

最終的に残ったのは、昔からの数人の友人だった

そんな経験を繰り返して、あることに気づきました。

知り合いが増えても、結局私が一緒にいて落ち着くのは、昔からずっと友達でいてくれた数人だったのです。

そして、それがはっきり分かったのは、私が人生で大きな困難を経験したときでした。

離婚や自己破産を経験したとき、私は親しい友人に相談しました。

自分の状況を包み隠さず話すことができたのも、支えてくれたのも、ほんの数人でした。

そのとき、

「私にはこれくらいの友達がいれば十分なんだ」

と思えました。

友達の「人数」ではなく、困ったときに本音で話せるかどうか。

一緒にいて無理をしなくていいか。

そういうことのほうが、私にとってはずっと大切だったのです。

一人の時間も「楽しい」と気づいた

そして、もう一つ大きな発見がありました。

それは、

一人で過ごす時間も、意外と楽しい

ということです。

いろいろなことを経験して、一人で考える時間が増えました。

最初は「一人でいる=寂しいこと」だと思っていた部分もありました。

でも、実際に一人で過ごしてみると、

「今日はこれをしたい」

「ここに行ってみたい」

「この本を読んでみたい」

と、自分の好きなことを自分のペースでできる。

そこで、

「一人でいることと、孤独であることは同じではないんだ」

と気づきました。

「友達が少ない」と言われても気にならなくなった

こうして少しずつ、

「友達が少ない=悪いこと」

という考え方がなくなっていきました。

人にはそれぞれ、自分に合った人間関係があります。

たくさんの人とワイワイ過ごすことが好きな人もいる。

たくさんの友達に囲まれていることが幸せな人もいる。

一方で、私のように、

信頼できる数人の友人と、一人の時間を大切にするほうが心地いい人もいる。

どちらが正しいということではありません。

ただ私は、いろいろ試してみたからこそ、

「私はたくさんの友達を必要としていないんだ」

と分かりました。

そして、人と比べることもなくなりました。

人は人、自分は自分。

そう思えるようになったことは、私にとって大きな変化でした。

一人の時間を楽しめると、自分で自分の機嫌を取れる

一人の時間を楽しめるようになったことは、今でも大きな財産だと思っています。

友達と過ごす時間はもちろん楽しいです。

でも、友達と一緒にいると、どうしても相手の予定や都合があります。

「会いたい」と思っても、相手が忙しくて会えないこともあります。

もちろん、お互いに予定を合わせたり、相手に合わせたりすることも大切です。

ただ、自分の幸せを誰かに依存しなくてもいいと思えるようになったことで、ずいぶん楽になりました。

一人でも楽しめる。

一人でも幸せ。

そのうえで、誰かと一緒に過ごしたらもっと楽しい。

そんな状態が、私には心地よいのです。

友達が少ないと悩んでいる人へ

もし今、

「自分は友達が少ない」

「友達がたくさんいる人がうらやましい」

と悩んでいるなら、一度考えてみてほしいことがあります。

本当に自分は、たくさんの友達を必要としているのでしょうか?

世間では、

「友達が多いほうがいい」

「人脈が広いほうがいい」

「いつも誰かと一緒にいるほうが楽しそう」

というイメージがあります。

でも、それがあなたにとっての幸せとは限りません。

私自身、たくさんの人と関わろうとして、何度も「自分には合わない」と感じました。

その経験があったからこそ、今は、

「信頼できる人が数人いれば十分」

と思えます。

そして、一人の時間も楽しめるようになりました。

友達の数を増やすことよりも、自分が心地よく過ごせる人間関係を見つけること。

それでいいのではないでしょうか。

まとめ

昔の私は、「友達が多い人になりたい」と思っていました。

でも、実際にいろいろな人と関わってみて、自分に合う人間関係を考え直すことができました。

今の私にとって大切なのは、

  • 何でも話せる友人が数人いること 
  • 無理をしない人間関係を築くこと 
  • 一人の時間も楽しむこと 
  • 他人と自分を比べないこと 
  • 自分で自分の機嫌を取れること 

です。

友達が多いことが幸せな人もいれば、少ないことが心地いい人もいます。

大切なのは「何人いるか」ではなく、「自分がどう感じているか」。

これからも私は、人とのつながりを大切にしながら、自分一人の時間も楽しんでいきたいと思っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次