「自己破産をしたら、もう住宅ローンは組めない。」
私も長い間、そう思っていました。
クレジットカードは時間が経てば作れるかもしれない。
でも、何千万円という住宅ローンはさすがに難しいのではないか。
そんな不安がずっとありました。
しかし、自己破産から約10年後、私は住宅ローンを組み、マイホームを購入することができました。
今回は、その時の体験をお話しします。
※この記事は私個人の体験です。住宅ローンの審査基準は金融機関や申込時の状況によって異なります。
マイホームを考え始めたきっかけ
住宅ローンを考え始めたのは、自己破産から約10年が経った頃でした。
当時、子どもは2歳と3歳。
とてもかわいい時期でしたが、保育園に通い始めたばかりで体調を崩すことも多く、毎日が本当に慌ただしかったです。
私たちは私の実家から車で1時間以上離れた場所に住んでいました。
簡単に「ちょっと助けて」と頼れる距離ではありません。
子どもが熱を出す。
仕事がたまる。
看病をしているうちに私たちも体調を崩す。
さらに仕事がたまる。
思い通りにいかない毎日が続き、心にも余裕がなくなっていました。
家族で話し合い、実家の近くへ引っ越すことを決意
夫や家族と何度も話し合い、
「実家の近くへ引っ越して、少し助けてもらえる環境を作ろう」
という結論になりました。
子育ては夫婦だけで頑張るものではありません。
頼れる人がいるなら、頼ることも大切だと感じたからです。
そこで、家を探し始めました。
住宅ローンは私が申し込むことに
実は当時、夫はすでに住宅ローンを組んでいました。
その家は売却予定ではありましたが、まだローンが残っている状態でした。
さらに転職したばかりだったこともあり、新たに住宅ローンを組むのは難しいのではないかと考えました。
そこで、住宅ローンは私名義で申し込むことにしました。
ただ、一つだけ大きな不安がありました。
「自己破産した過去は影響しないのだろうか。」
こればかりは、実際に申し込んでみないと分かりませんでした。
複数の銀行に申し込みました
住宅ローンは一つの銀行だけではなく、複数の金融機関へ相談しました。
結果はさまざまでした。
そして最終的に、ある大手銀行で住宅ローンの審査に通りました。
しかも、
- 頭金なし
- オーバーローン
- 約2,000万円
- 金利0.29%
という条件で借り入れることができたのです。
審査結果を見たときは、本当に驚きました。
当時の私の状況
参考までに、当時の私の状況をご紹介します。
- 正社員
- 勤続年数:約7年
- 年収:約400~500万円
もちろん、この条件だから必ず審査に通るというものではありません。
住宅ローンの審査は、勤務先や収入、借入状況、金融機関ごとの基準など、さまざまな要素を総合的に判断されます。
あくまで一つの体験談として参考にしていただければと思います。
「もう人生で困ることはない」と思えた日
自己破産をした当時は、
「住宅ローンなんて、一生無理かもしれない。」
そう思っていました。
だからこそ、住宅ローンの審査に通った時は、本当にうれしかったです。
「ここまで来られた。」
「もう自己破産の影響で人生が制限されることはないかもしれない。」
そんな気持ちになりました。
もちろん、住宅ローンはゴールではありません。
これからも返済は続きます。
それでも、自分の努力や積み重ねが認められたような気がして、とても大きな自信になりました。
自己破産しても未来は変えられる
自己破産を経験すると、
「もう普通の人生には戻れない。」
そう思ってしまうかもしれません。
私もそうでした。
でも実際には、
- 就職できた
- クレジットカードも作れるようになった
- 住宅ローンも組めた
- 家族にも恵まれた
少しずつ、一歩ずつ前へ進むことができました。
だから私は、今悩んでいる方に伝えたいです。
自己破産は人生の終わりではありません。
時間はかかるかもしれません。
でも、信用を積み重ねながら前を向いて歩いていけば、未来は必ず変わります。
私自身が、そのことを身をもって経験しました。
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